先日ニミリの事務所に新しい椅子が入りました!
フリッツハンセン社のセブンチェアのキャスタータイプです。
セブンチェアはアルネ・ヤコブセンというデンマークの巨匠がデザインした
カーブのついた成形合板の有名な一脚です。美しい曲線のデザインである面だけではなく、
スタッキングできて、運搬に費用が掛からず、
また薄い板を何枚か重ねて曲げるので、材料も経済的です。
まさに北欧プロダクト!という感じです。
今もよく待合室や、ダイニングチェアとしてよく使われるセブンチェアを練習のため、
ベクターワークス でモデリングします。
まずは大きさに当たりをつけ、写真で見ながら正面から見たNURBS曲線で書きます。
三次元で確認しながらカーブをつけ、3本の基本となる線を用意しました。
それから多段曲面という線をつなげて面を作ってくれる機能で面を作り、ソリッドという機能厚みを持たせます。
背と座で分離しました。なんででしょう。
頂点を移動させたりして細かいディティールを詰めていきます。
足をまたNURBS曲線で頂点を移動させながら基本の軸線をかき、円と線で3Dパス図形にして足を作ります。
3Dフィレットで面取りしながら、素材のテクスチャーをそれぞれのパーツに貼り付けて行きます。
なんだか惜しいセブンチェアができました・・・。
練習しながら覚えることが多いので、これからも時間を見つけて
モデリングの練習をしていきたいです。
suzuki