進行中案件①犬山古民家改装雑貨店

こんにちは。

最近日本の古典文学を学びたいという

強い想いに駆られている平山です。

 

そんな先日、現在進行中の犬山市の古民家改装店舗兼住宅

の現場に行ってきました。

 

ニミリでは店舗デザイン、ロゴ、グラフィック、ホームページまでの
一式をお手伝いさせていただいています。

 

場所は国宝犬山城の城下町のすぐ近くで

春に雑貨屋さんと着物着付教室をオープン予定で進めています。

 

築100年近くの木造2階建て。

はじめに訪れた時

玄関の扉をあけると裏庭まで通った通路になんだか心がワクワクしました。

この間取りはどの部屋にも光や風が奥まで入り込めるようにするためにつくられた
「通り庭」という、昔の町家によく見られる間取りです。
 

昔は今のように冷暖房や換気設備がないので、

建物を工夫し自然の力を上手に取り込みながら

暮らしていたのだと思います。

 

昔の建物に触れると

昔の人々の知恵の深さと自然と寄り添って暮らす、ということについて

考えさせられます。

 

そんな想いを馳せつつ

今日行った時には

もうほとんど取り壊され、床に下地の鉄筋が配筋されておりました。

床が上がっていたのとだいぶ傾いていたので

新しく土間打ちをして床をフラットにキレイにします。

 

天井の梁は触らず、雰囲気を合わせるため

木部の表面を漂白してもらいます。

 

今回のテーマは

「古きと新しきを”縁”で結ぶ」です。

 

昔住んでいた家主さんから今のオーナーさんの手に渡り、

民家から店舗へと用途を変え、そこで新しい縁が生まれ繋がっていく・・

なんだか壮大ですね。。

 

今の段階では何をいっているのやら、という感じですが

また徐々に報告していきますね。

 

裏テーマは

「日本と北欧」です。

こちらについてもまた書きたいと思います。

 

では。

 

平山

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