7月に入りました。
昨日この夏初めての蝉の声を聴き、
改めて暑い夏の気配を感じています・・・
さて、今回はサインには不可欠なカッティングシートについて書いてみたいと思います。
世の中のサイン、色がついているもの(塗装を除く)は
ほとんどこのシートが使われているくらいとてもメジャーなものです。
カッティングシートには
・屋外用
・屋内用
・電飾用(光を通す透過タイプ)
があり、それぞれの環境に合ったものを使い分けます。
シートの表面には光沢があり、発色がよく鮮やかな色が多いです。
メーカーによっては、グレイッシュでスモーキーなカラーもあり色数も豊富になってきましたが、
やはり、屋外用であると色が限定されてしまうというところもあるため、
ロゴマークの近似色がない場合は、インクジェットメディアに色合わせをし、出力をしていく場合もあります。
このシートどのくらい持つのか?が気になるところですが、
・屋外用カッティングシートの耐侯性は5年程度
・インクジェットシートは3年程度
と言われており、カッティングシートのほうが耐用年数が長いとされています。
(あくまで目安なので、どのような環境下にサインがあるかにより変わってきます)
とはいえ、屋外は光や風雨にさらされ、やがて劣化してしまうので
いつかは貼り直しが必要になってきてしまいます。
5年、長いようであっという間ですね。
色数豊富で、きれいに長持ちするような更なるシートの進化に期待をしたいです。
カッティングシートの他にもサインに使うシートは色々あります。
木目調のシートや
ガラス面のグラデーションシート
などです。
サッシにもシートの貼り込みができます。
サインを含めた、外観を計画する際は
このようなシートを使い分けてイメージを造っていきます。
ushida