設計前の現場測量

夏日が多くなってきましたね。これからどんどこ暑くなるのかと今から慄いています。

 

店舗をデザインするにあたって、現場調査をいたします。
どれだけ椅子や置けるか可動域を知るためには実寸を知ることは大切なことです。
リフォームすることが多いので、前の家具が残ってたり、壁が残ってたりとスケルトン状態になってないところが多いですが、
頑張って測ります。

 

最近のお供はこのコンベックスとこのレーザー距離計です。

コンベックスは7.5mで500円ってすごい、とテンション上がって買ったことを覚えています。しかもマグネット付き。
レーザー距離計は8000円ほどでした。こんなの昔は高くて買えませんでした。ので、すごく嬉しいです。楽しいです。
細かいところはコンベックスで、大まかに図るとことはレーザーで。ものが置いてあっても、レーザーさえ届けば測れます。すごいです。

 

測量の流れはこうです。

1.まずは図面。平面図を用意します。いただいた平面図があればそれを、またなければ現場で書きます。
きちんと比率を考えて書ければと記入の時楽だと思います。(ささっと書くのが苦手なので、できる人はすごいな、と思います)

2.始点を決め、ぐるっと測ります。壁から柱へ、柱から柱へ、柱から壁へ、壁の厚さ・・・をレーザーとコンベックス切り替えながらひたすら壁を伝って記入していきます。
この時3色ボールペンで記入します。複雑なところは色を切り替えて。

3.ぐるっと測り終えたら縦横に可能な限り遠いところまでを図ります。

4.次は高さ関連を測ります。窓の下端と上端、天井高、ダクト下、上の換気口などを開けて本来の天井高などです。
別紙に記入するときれいです。

5.現場写真を撮ります。ぐるっと回って撮る、気になるところを撮る、たくさんあると3Dに起こす時に助かります。

以上です。

 

私は2時間とか普通に時間がかかってしまうのですが、皆さんどれくらいなんでしょうか。
うまいやり方があればぜひ教えていただきたいです。

 

suzuki

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