北欧建築の本を読みました

GWがあっという間に過ぎました。
お天気も良くてあったかくていいGWでしたね。
そんな天候に恵まれたGW中に家に籠って読んだ本がこちらです。
北欧建築 エレメント&ディティール(著 小泉隆/学芸出版社)

北欧といえばデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドのあたりですが、
その近代建築から現代建築まで載っています。
写真がたくさんで見るだけでわくわくしますが、そこに凝縮されたエッセンスが書かれており、
建築の意図などを教えてくれるので、大変勉強になりました。

 

かの国々は緯度が高いので、冬になれば一日中夜になるところもあります。
夏も一日中明るいですが、ここ名古屋より日差しは強くありません。
それゆえ、日の光をふんだんに取り入れるような建築が多いと感じました。
また自然をイメージした人工物、曲線、自然の素材そのものを取り入れています。
北欧建築が彼らの風土をベースにしているのかよくわかりますね。

 

本の中身は見せられないので大昔に撮った写真を上げておきます。
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの計画した街、ロヴァニエミの市立図書館です。
光と白と黒と白木と真鍮でできた、美しい図書館でした。
もっと綺麗な写真、撮っておけばよかったなと今更思います。

suzuki

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